喫煙するということ

前回の記事でも述べましたが、私は喫煙者です。

このブログでは喫煙を推奨する意図はありませんし、述べていることはあくまで個人の意見、見解です。喫煙することは健康被害のリスクを伴いますし、周りの方が迷惑に思っているかもしれません。受動喫煙のリスクもあります。あくまでご自身の判断で喫煙してください。

といった、具合に、喫煙者にとっては何とも肩身の狭い世の中になってしまいましたよね。ブログという誰でも見ることができる媒体なので、こういう注釈をつけないとなんだかコワいですし。

自分が子供の頃は喫煙は当たり前で、親父もその親父も当然のごとく喫煙してました。おじいさんの家に遊びに行くと、部屋の壁はヤニで真黄色。子供の頃はなぜ壁の色がこんな色になっているのかわかりませんでした。

おやじは、HiLite(←今だとちっともLiteじゃないだろとツッコミたくなります)を吸っていました。夏は車が暑いので当然窓を開けることになるのですが(古い車にはエアコンが付いていなかった)、オヤジがタバコを吸い始めると煙が自分のところにやってきて煙たいんですよね。煙いからやめてくれといっても止めてくれない。当時は子供のそんな気持ちなんか無視ですよ。

かといって、窓を閉めたら暑くて車に乗っていられなくなる。だから、子供は我慢するしかない。

こういう事案って、今だったら「児童虐待だ!」って誰かが通報しちゃうんですか?

なんだか、そういう時代ですよね?今って。

喫煙することが悪いんじゃなくて、喫煙する方法が間違っていたんですよね。

だから、この事案でいえば、私の父親は喫煙したければ車を安全な場所に停めて、車から降りて喫煙すればよかった。

でも、携帯灰皿は必須です。灰や吸い殻は喫煙者が処理し、けっしてその辺にポイしちゃあダメですよね。

そして、吸う場所は喫煙専用の場所。人目につかないところ。受動喫煙の被害があってはならないですから。

喫煙可能年齢に達していない子供にも、喫煙しているところを見せてはだめですね。タバコ吸っている人に興味を持ってしまったり、「タバコがカッコいい」なんて思わせてしまってはいけませんからね。

喫煙する時は十分に気をつけましょう!というワケです。

でも・・・

でも、喫煙者なら「そこまで必要!?」ってことありませんか?

時代の流れには逆らえないのは重々承知なのですが。

前回の記事で書いた、マイルドセブン改名の件もそうです。

タバコの名前を読んで、健康そう、これなら健康に害が無さそうじゃない?なんて考えますかね🧐

タバコはどんなことがあっても、不健康でしょ!!

タバコの名前で「健康になれそうだから」とか「害が無さそうだから」っていう人が居たら教えてください。

そもそもなんですけど、「喫煙」って「文化」なんですよ。連綿と続く歴史なんだと思っています。

あ、個人の見解ですよ。

ただ、喫煙者のマナーはあまりにも悪すぎましたね。悪過ぎました。喫煙者が煙たがれるのも無理はありません。そういう事情も重々理解しています。

その悪いマナーを文化だ!とは言いません。言えません。恥ずべき行為です。

吸い殻のポイ捨て。

歩きながらの喫煙。

受動喫煙に配慮しない喫煙方法。

運転しながらのポイ捨て。

信号待ちで灰皿に溜まった吸い殻をドバッと捨てる行為。

吸い殻をコンビニのゴミ箱に捨てる行為(←コレ実際に火事になってます)。

etc…

どれも許されない行為です。

でも、そんなことをしない喫煙者もいるのも事実です。そういう喫煙者にとってみればマナーを守れない喫煙者はまさしく煙たい存在。自分たちまで疑われてしまうわけですから。

しかし、結果として、喫煙者は現在のように肩身が狭い思いをするようになった。

「文化」として確立していく過程でこんな風になってしまったんですね。残念でなりません。

(今はそんなことはありませんが)かつては、喫煙ルームで話し合ったことがチームの行動の指針になったり、重要な会議が捗ったり、コミュニケーションツールのひとつとして喫煙という行為があったのです。

私も喫煙していなかった時は、喫煙者同士で話し合ってこれからの行動をどおするか決めているのを目の当たりにして、自分も喫煙者になろうかなと考えることもありました。

今は、チームの全員に分け隔てなく指示が行き渡るので、喫煙者だけが知ってるなんてことは無いですが。

たばこというのは、500年くらい歴史がある物なんですね(諸説あります)。

コロンブスが北米大陸を発見した時、そこに居た先住民が喫煙していて、歓迎の儀式で使われたとか、シャーマンが使っていたとか、特別な時に使われる物だったようです。

それをヨーロッパに持ち帰ってきて、初めは宮廷貴族によって嗜まれていたとか。「鼻から煙を吐いてはいけない」といったおふれもあったみたいです。

それが、フランス革命のあたりから貴族が嗜んでいたものを市民も楽しむようになっていったようです。

ヨーロッパではパイプタバコが発展して、北米では葉巻が発展したらしいです。

パイプタバコにヨーロッパメーカーが多いのはそのせいらしいです。

葉巻はキューバっていうイメージが強いですしね。

イギリスのチャーチルさんは葉巻ですが。

パイプタバコといえば、シャーロック・ホームズが思いつきます。ヨーロッパの文学ですよね。

私、いまそんなパイプタバコに興味があります。

iQOSから急に!?

紆余曲折がありまして。

チャレンジしてみようと思います。


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